夏休みならではの交通事故予防策
1.夏の渋滞と交通安全への影響
夏休み期間は、まとまった休みのときだけ運転する人の車や地域外からの車の流入等で交通量が多くなります。特にお盆の期間は高速道路はもとより、一般道路各所でも自然渋滞が発生しています。
停止と低速運転を長時間に渡って繰り返すような渋滞では、ドライバーの集中力低下とストレス増大を招きます。集中力の低下や過度のストレスは、運転中の適切な状況判断に誤りを生じさせ、運転操作のミスへとつながる恐れがあります。
渋滞に遭遇してしまった場合は駐停車が可能な場所を活用し、①こまめに休憩を取る、②(可能であるならば)運転を交代するなど、できるだけドライバーの負担を軽減するようにしましょう。
2.暑い夏こそ早めのライト点灯を
人間は気温が30度を超えたあたりから思考能力や集中力の低下が顕著になると言われています。日中の高温がもたらした疲労感は、薄暮時の歩行者・自転車・バイクなどの交通参加者の思考能力等に影響を与えているかもしれません。
ドライバーとしては早めのライト点灯で「見られる」状況を作りだし、思考能力等が低下しているかもしれない歩行者などに気づいてもらうようにしましょう。
夏休みのこの時期は日中の高温を避けて、夕暮れ以降に出かける歩行者がいます。夏祭りや花火大会も夕暮れ以降に実施されます。
早めのライト点灯で、積極的に自分の存在を知らせましょう。
3.「夏休み」子どもたちは浮かれています
夏休みの子どもたちは一般的に「浮かれている」と言われたりします。夏休みであることの自由や楽しさの中で、興奮したり、嬉しさで落ち着きがなくなったりする様子を言い表しています。具体的には、海やプールに行く予定があるときや、お祭りや旅行の計画があるときなどに、子どもたちが楽しみでそわそわする状態を指すことが多いです。
そんな心の状態の子どもたちは、道路でも落ち着かない行動を取ることが考えられます。夏休み中の子どもの特徴を理解し交通事故予防に努めましょう。
4. 大人も浮かれているかも
夏休みの楽しさでそわそわしているのは子どもたちだけではありません。大人もお祭りや旅行、夏のレジャーで羽目を外していることがあります。
お祭りを開催している地域を運転するときは、お酒に酔った大人たちの道路への飛び出しに注意しましょう。
他県ナンバーの車やレンタカーにも注意が必要です。地理に不案内なため急停止を繰り返すなどの行為が見られるので、交通事故に巻き込まれないよう安全な車間距離を保ちましょう。
バーベキューや屋外イベント、海や山へのレジャーなど車で向かった先で、冷えたビールに誘われることのないようにしてください。飲酒運転は絶対にしてはいけません。「帰るのは夕方だから」と言って、他のドライバーが飲酒していないことを祈るばかりです。
ハンドルを握るドライバーとして、節度・モラル・ルールを守ったうえで、夏を楽しく元気に有意義に過ごしてください。
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