やってみよう!すぐに始められるエコドライブ術
1.エコドライブってどうやるの?

前回のコラムでは、ガソリン補助金の段階的縮小への対策として「エコドライブが効果的です」と紹介しました。
エコドライブの主な効果は、①燃費の向上②地球温暖化対策③交通事故の予防です。
エコドライブは財布に優しい・地球に優しい・人に優しいという効果があると言えますが、大切なことは「エコドライブを続けること」という内容でしたね。
今回のコラムでは、実際にどのような運転あるいは行動をすればエコドライブになるのか、発進時・走行中・減速時の3つの場面について具体的な方法を紹介します。
2.発進は「ゆっくり発進」で

発進する時は、すぐにアクセルを踏み込んで加速するのではなく、徐々に速度を上げていくペダル操作をしましょう。(AT車であればクリープ現象を活用して、まずは車両を動き出させるなど)
目安として、発進は5秒かけて時速20kmに達するような加速が推奨されています。ゆっくり発進を実践することで、10%程度の燃費向上が期待できます。
また、発進後ゆっくり進行することで、余裕を持って交差点や周囲の安全を確認できるため、出合い頭事故防止の効果が期待できます。
3.車間距離にゆとりを持って「加減速の少ない運転」を

走行中は、できるだけ一定の速度で走行することを意識しましょう。そのためには車間距離にゆとりを持ち、できるだけアクセルのオンとオフで走行しましょう。
車間距離が近いと前車の挙動に影響を受けやすくなり、不要な加速や減速が生じ、燃費が6%程度悪化すると言われています。
また、車間距離にゆとりを持つことで、前車の突然の挙動に余裕を持って対応できるため、追突事故のリスクを減らすことができます。
4.減速時は「早めのアクセルオフ」で

進行方向が赤信号・この先に一時停止指定場所・前車のブレーキランプが点灯・下り坂走行時など減速が必要な場面では、早めのアクセルオフ、すなわち、早めにアクセルペダルから足を離しましょう。
エンジンブレーキが活用でき、燃費が2%程度向上します。
また、減速を伴うアクセルオフを早めに実践することで、後続車に対して予告制動の役割を果たし、追突されるリスクを減らす効果が期待できます。
5.エコドライブ術は運転操作だけではありません

上記で紹介した運転操作以外にも、エコドライブを実践するための方法があります。燃費改善につながる効果的なエアコン使用術などがそれに当たりますが、詳しくは下記に紹介されていますので参考にして下さい。
<エコドライブ普及推進協議会 https://www.ecodrive.jp/eco_10.html>
前回のコラムでもお伝えしたとおり、大切なのはエコドライブを持続的に実践することです。燃費・環境・事故防止につながるあなたのエコドライブ術は、持続可能でより良い世界を目指すSDGs活動にも貢献します。日々の運転の中でできることから始めて、エコドライブを継続実践していきましょう。
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