交通安全朝礼の目的は、導入企業様の『無事故体質』実現への支援です。具体的には、
 ① より質の高い安全行動がとれる企業人の育成
 ② 「安全を最優先する」文化の醸成
に貢献を果たす意図をもって制作しました。
弊社では、状況に応じた適切な行動をとることができ、また周りの交通参加者に対して良い影響を与えることが出来る人を「安全な交通社会人」と定義し、交通安全教育を提供しています。その教育理念に沿って、企業で行われている朝礼を交通安全教育の機会と捉え、交通安全朝礼を提供しております。

1.いつもの朝礼を安全教育の機会に換える

企業で行われている朝礼を交通安全教育の機会にすることで、日常的かつ継続的に交通安全に対する気づきや学びの時間を創りだし、交通安全意識の向上と安全行動への変容を導く構成になっています。
その概要は、経験学習理論をベースに振り返りと対話を活用し、個人の気づきや学びを組織で共有化ができるようになっています。
朝礼を10分実施すると、およそ年間で44時間となります。さらに、一人ひとりが、目標設定と振り返りに10分費やすと、およそ年間で88時間、交通安全に特化した時間を得ることができます。

2.成長する人は経験から学んでいる

人はおよそ70%を経験から学び、20%は観察学習や他社からのアドバイス、フィードバックによって学び、残り10%を研修や書籍などから学ぶといわれています。(70-20-10の法則)
私たちは毎日新しい経験を積んでいます。しかし、仕事が忙しいと単に「経験をした」だけで、何かを学んだといった認識がないままに「仕事をこなしている」状況になってしまうのです。
ドライバーは交通安全を心掛け、安全運転を遂行します。しかし時間に追われていたり、単なる移動手段として運転を捉えていたりすると、安全より他の何かが優先してしまう時があります。
このような場面に遭遇した時でも「安全を最優先する」判断や行動ができるようになるためには、普段から自分自身や職場の仲間の経験から謙虚に学習できているかどうかが、物を言わせます。 長年にわたり交通安全教育を提供してきた弊社がわかったことは、「成長しない人は経験から学んでいない」という事実です。

3.何をするかを自分で決める

交通安全朝礼の要は、毎日自分で設定する【今日の安全行動】です。
例えば、
・車を運転される方なら「一時停止場所では多段階停止をする」
・自転車を使用される方なら「スマホを操作しながらの運転をしない」
・歩行が中心の方なら「横断歩道以外の場所では道路を渡らない」
といったように、具体的にどんな行動をする(しない)のかを決めます。
これは、安全な交通社会人としての小さな実践目標です。

そして、その日一日、設定した【今日の安全行動】を意識して交通参加をします。
自分が決めたことをやり抜くことに意識をして、安全行動を積み重ねてください。
私たちは、これまでの仕事や生活を通して、何かを意識した行動と、無意識な行動には、そのプロセスや結果に違いがあることを知っています。
極端な表現ですが、本能のまま車を運転する場合と安全を最優先して運転することの違いは、誰もが想像できることではないでしょうか。
一人ひとりが、「今日一日を安全に過ごした」の集積と継続の結果として、『無事故体質』の実現となります。

4.振り返りで自己肯定感を高める

その日に自分が取り組んだ【安全行動】を素材として振り返りを行います。その目的は「自己肯定感」を高めることです。プロコーチの話を集めると、自己肯定感の高い人は、物事を成し遂げていくためには重要な要素として扱われています。
安全教育においても、自分の思考や行動そのものを対象として客観的に把握し認識することが大切であると考え、自己肯定感を高めることに着目しています。
自己肯定感を簡単に説明すると、「どれだけ自分自身を受け入れているか」ということです。自分が取り組んだことに対して、どれくらいOKをだしているか、あるいはNot OK(ダメ出し)をしているかに注目します。

自己肯定感が高い人は「自分のマイナス面も含めて、ありのままの自分を自分で認める」ことができています。自分を認めている状態ですから、弱い部分にもしっかり向き合うことができ、その改善を意欲的に努力ができます。ひとり一人がより質の高い安全行動に変容を果たしていく原動力として、自己肯定感を高めていけるような構成になっています。

5.朝礼における対話で安全を最優先する文化の醸成

安全行動を考察すると、唯一の解があるものばかりではありません。要は、「こうすれば絶対大丈夫だ!」と言い切れるものが一つしかない世界ではありません。
また、人材教育の知見から朝礼の活用を考えると、自分の意見、考え、その背景や気持ちなどをポジティブに話すことはとても大切なことです。そして、職場の仲間の話を聞くことで、新しい気づきや学びを得ることや相互理解を深めることができます。

朝礼の場では、交通安全を軸としてのコミュニケーションを通して、お互いを尊重し合い、認め合い、感謝の言葉を伝え合うことで、相手の存在を認める働きかけを活性化し、意思疎通、情報共有、相互理解を促進させ、風通しの良い職場、安全を最優先する文化の醸成の場と捉えて進行します。

導入効果

考える力

ふだん何気なくしていることでも「今週の質問」を考えることで交通安全の目的や意味、社会性などを考えることができます。さらに職場の仲間の考えを聴くことで、自分の考え方を振り返る機会となります。

POINT
1

伝える力

「考えること」とそのことを「相手にきちんと伝えること」とは大きく異なります。 考えることは自分ひとりでもできますが、相手にきちんと伝えるとなると相手があることですから、難しいことです。 相手に伝えることを目的に発表することで、伝える能力を高めることができます。

POINT
2

聴く力

人の発表を聴くことで、傾聴力を高めることができます。 話の内容以外にも、その背景や発表者の立場、役割、価値観などを想像しながら聴くことを心がけましょう。 人の話を要約することを意識して聴くことで傾聴力はさらに高まります。

POINT
3

共有する力

安全である状態を継続するためには、個人と組織が共通した価値観を持って、その価値観に沿った意思決定や行動が行われることが重要です。
職場の仲間が体験を通して得た、気づきや学び、情報を共有することで、より具体的に意思決定や行動に活用することができます。 相互理解を深める最も重要な要素は価値観を共有することです。

POINT
4

認めあい感謝する力

相手の存在を認める働きかけを心理学ではストロークといいます。 人間関係が良く活性化されている組織では、ストロークの交換が活発に行われています。 お互いを尊重し合い、認めあい、感謝の言葉を伝え合う習慣を築くことは、人間力の向上につながります。

POINT
5

STEP
1

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定期コース
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