渋滞時は事故リスクが高まります!
1.渋滞にはまっちゃった…
ゴールデンウイークのような連続した休日を過ごす人の中には、自らの運転で旅行をすることもあるのではないでしょうか?
公共交通機関と違って、車の中は完全なプライベート空間。リラックスした車内環境の中、「休憩しよう」とか「〇時くらいに着こうかな」とか、自分の判断や意思決定で目的地に辿り着けるのは、日々のストレス解消になっている面があるかもしれませんね。
ところが… 「え?うそ、渋滞にはまっちゃった…」なんて経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか?
2.渋滞発生のメカニズム
渋滞が発生するメカニズムを一般道路と高速道路に分けて紹介します。(事故や規制による渋滞を除く)
- 一般道路
信号等でさばききれないほどの車両が交差点に集中することにより渋滞が発生する。例)右折専用レーンがない交差点で、右折しようとする車の列が後続車の進行を妨げてしまう。
- 高速道路
ドライバーはそれぞれ前車と異なるタイミングでブレーキを踏むのでズレが生じており、そのズレが連鎖的に後続車ごとに重なっていくことで最終的にノロノロ運転にまで成長して発生する。
3.渋滞を避けるために
〇○通りは渋滞しているようだなぁ。
事前に渋滞がわかっていたら、渋滞回避の方法を考えることはできますよね。いまでは出発前にカーナビや道路情報アプリなどでリアルタイムの情報を容易に入手することができます。「迂回ルートを利用する」「通行時間帯をずらす」など渋滞を避ける判断ツールをうまく活用することを推奨します。
4.渋滞時は事故リスクが高まります!
それでも予期せぬ渋滞にはまってしまうことってあるかもしれません。渋滞時は、先急ぎの気持ちから他車の割込みが起こりがちです。渋滞によるイライラ感情に加えて、他車がきっかけとなってムカッとする感情が生まれるかもしれません。車間距離に注意するのはもちろんのこと、ドライバー自身の心の持ち方にも注意する必要があります。
渋滞時は自由走行時よりも「事故リスクが約7倍も高くなる」との調査結果も紹介されています(阪神高速道路交通統計データ)。具体的には、車間距離が短いことによる追突事故や強引な車線変更による接触事故です。
飲料やウェットティッシュ、簡易トイレなど備えていれば便利なグッズを用意しておくことも含め、渋滞時における安全運転のために操作も心も注意して下さい。
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