冬到来! 雪道運転の備えは大丈夫ですか?

1.スタッドレスタイヤの知識

地域によっては降雪・積雪が見られるこの時期、すでに冬用タイヤへの交換もお済みの方も多いと思いますがお使いの冬用タイヤの状態は大丈夫でしょうか?

冬用タイヤの代表であるスタッドレスタイヤは、柔らかいゴムを使用しサイプという深くて細かい溝によって、雪道での制動(ブレーキ)性能を向上させています。製造から3年を過ぎると制動性能が落ちる傾向にあるので、タイヤ側面に記載の製造年を確認し、ぜひとも状態の良いスタッドレスタイヤで冬の安全運転に努めてください。

タイヤの状態確認とともに、知っておく必要があるのが雪道運転の知識です。今回は、タイヤが滑る原因や雪道運転のポイント等について確認してみましょう。

2.タイヤが滑る原因

どうして雪や氷でタイヤが滑るのでしょう? その原因は水です。

クルマの荷重が掛かることで雪や氷が瞬間的に溶け、タイヤとの間に水ができます。そのできた水の膜によって滑るのが原因なのです。

スタッドレスタイヤを装着すると、その水をゴムで吸ったり、弾き飛ばしたりすることで滑りにくくなっているのです。

3.ノーマルタイヤで雪道運転!?

ノーマルタイヤで雪道を走行して、もしも立ち往生や事故を起こしてしまった場合、法令違反として取り締まられる可能性があります。これは沖縄県を除く各都道府県の交通規則にて定められているもので、普通乗用車の場合は 6,000 円の反則金となります。

急な大寒波によって凍結した路面をノーマルタイヤで走ることは、法令違反による反則金だけでなくスリップ事故や大渋滞を起こす恐れもあり大変危険です。

4.雪道運転のポイント

降雪時は視界が悪く、道路に雪が積もると非常に滑りやすくなるので、速度を落とし十分な車間距離を保った慎重な運転が大切です。

雪道での安全運転の標語に次のようなものがあります。

 ✓1割のスピードダウン

 ✓2倍の車間距離

 ✓3分前の出発

状況によっては、この標語の数値以上の対応が必要となります。特に雪道での「あせり」は危険な結果を招く大きな要因となりますので、出発時間は十分に余裕をもってください。

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