「危険予測」について改めて考えてみよう

1.AかもしれないからBしよう

自動車の運転において「危険予測」は安全運転継続のために必要不可欠なものですが、交通事故防止について考える前に以下の例文をご紹介します。

  • 今日は雨が降るかもしれないから、傘を持っていこう。
  • ケガをするかもしれないから、準備運動をしっかりやろう。

この例文のように「AかもしれないからBしよう」という意思決定を、私たちは日常生活において頻繁におこなっているのではないでしょうか?

今回の交通安全コラムでは「危険予測」をテーマとして取り上げますが、まずはあなたの日常生活における「AかもしれないからBしよう」を振り返ってみましょう。

2.大切なのは「Bしよう」の部分

この「AかもしれないからBしよう」ですが、「Aかもしれない」 があなたにとって好ましくないものであれば、それを回避するために「Bしよう」という決断と行動が大切になってきます。

もちろん「Aかもしれない」という予測があってこその「Bしよう」なので、「Aかもしれない」を軽視することはできませんが、「Bしよう」の部分で間違った決断と行動を取らないことが、あなたにとって安心な、あるいは安全な結果をもたらすことになります。

3.危険予測と危険回避をセットで実践しよう

では、話題を自動車の運転に戻しましょう。冒頭でも述べたように、安全運転継続のためには「危険予測」は欠かせません。いま目の前の状況でどんな危険が起こりそうなのか?を予測しながら、つまり「危険予測」しながら運転することを「かもしれない運転」とも言います。例えば、交差点に差しかかった時に「あの車、一時停止をせずに出てくるかもしれない」といった具合です。

「あの車、出てくるかもしれない」と危険予測をして、それに備えて「スピードを緩める」という危険回避行動を取る。このように「かもしれない運転」は危険予測と危険回避のセットで実践できてこそ、事故防止に有効と言えるのではないでしょうか?

4.「危険予測」について改めて考えてみよう

危険予測をして危険回避をする―という一連の交通事故予防行動は無事故無違反を継続できているドライバーであれば、普段から実践していることです。

あなたの普段の事故予防意識を再点検するためにも、今回は「危険予測」について改めて考えてみませんか?

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