互いに気持ちの良いカーコミュニケーションにしよう

1.カーコミュニケーションとは?

「カーコミュニケーション」という言葉をあなたは使うことはありますか?

あまり耳にしなくなりましたが、今月の交通安全コラムのテーマとして取り上げますので、この機会におさらいしてみましょう。

カーコミュニケーションとは、運転中、ドライバー同士が車両の装置による合図や身振り手振りによって意思疎通を図ることを言います。このカーコミュニケーションをここでは以下の3つに分けてみました。

  1. 道交法で定められている場合に用いるウインカー等による合図
  2. 渋滞時のハザードランプなど装置を用いて意思を伝える非公式な合図
  3. 譲る、譲られる等の際にするドライバーの手の動きや会釈による合図

カーコミュニケーションは、私たちドライバーが日常的に実践しているものと言えるでしょう。

2.印象深いカーコミュニケーションは?

では、あなたの印象に残っているカーコミュニケーションにはどのようなものがありますか?

例えば…

  • 「ありがとうハザード」をしたら、パッシングで返答された。(「どういたしまして」の意味)
  • 赤信号の変わり目に合わせて停止しようとしたら、後続車がクラクションを執拗に鳴らしてきた。(「止まるな!」の意味)

など、気持ちの良いカーコミュニケーションもあれば、気分を害するカーコミュニケーションもあったかもしれません。あなたにとって、印象深いカーコミュニケーションの経験を振り返ってみましょう。

3.カーコミュニケーションはマイナスに働くことも…

カーコミュニケーションは送り手と受け手が存在して成り立ちますが、送り手の気持ちを受け手がそのまま正しく理解するとは限りません。つまり、受け手側にとってはマイナス感情を生じさせるカーコミュニケーションもあるのです。

現に車両同士の交通事故やあおり運転などの交通トラブルは、カーコミュニケーション不足や攻撃的なカーコミュニケーションが原因であることも少なくありません。

4.互いに気持ちの良いカーコミュニケーションにしよう

例えば「すいませーん、通りまーす」など、仕事中を含めて人と関わるとき、私たちはコミュニケーションを取っているはずです。

人との関わりが非常に多い交通空間を気持ちのよいものにするためにも、今回は「互いに気持ちの良いカーコミュニケーションにしよう」という点について考えてみませんか?

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