運転開始前の準備について考えてみよう

1.運転開始前の準備、どんなことをしていますか?

私たちドライバーは、運転開始前にクルマを安全に操作するためにさまざまな準備を整えてから走行を始めています。例えば、座席の調節、シートベルトの装着、ミラーの調節などが必須項目ですが、場合によっては「運転しやすい靴に履き替える」といったことをしている人もいるかもしれませんね。

また、目的地までの距離や運転時間によっては、経路の確認、給油量、リラックスした服装、飲料やガムの用意など準備する内容が増えたり変わったりしているのではないでしょうか?

今回の交通安全コラムでは「運転開始前の準備」をテーマとして取り上げます。まずは、あなたが実践している運転開始前の準備について考えてみましょう。通常時だけでなく、長距離や深夜の運転時など、状況に応じてどのような準備をしているかを振り返って考えてみましょう。

2.運転開始前の準備不足が招く危険を考えよう

いま、あなたに振り返ってもらった「運転開始前の準備」ですが、それをしない、あるいは不足していたことで、どんな危険や不具合が考えられるでしょうか? ここではシートベルト未装着などの違反行為以外の準備不足について考えてみましょう。

運転用のスニーカーに履き替えないとスムーズなペダル操作ができない、家族の写真を備え置かないと他車の悪質運転に感情が乱れてしまう、など、あなた特有の事情でかまわないので、運転開始前の準備不足が招く危険について考えてみましょう。

3.事故事例から運転開始前の準備不足について考えてみよう

こんな事故事例があります。

朝の通勤時、クルマのルーフの雪がフロントガラスに滑り落ちてきて急ブレーキ! その直後、後続車に追突されてしまった。

「ルーフの雪を落とす」という運転開始前の準備を省いたことが事故原因ですが、朝の身支度で時間がなかったのかもしれません。そう言った意味では、起床後の時間確保も重要な運転開始前の準備要素と言えるのかもしれません。

4.運転開始前には確実な準備を行おう

運転開始前は、運転席回りの装置調整を含めた日常点検なども当然に必要な準備項目ですが、ドライバーの心身を良好な状態にするために必要な運転開始前の準備もあるのではないでしょうか?

あなたの無事故無違反を継続するためにも、今回は「運転開始前の準備」について考えてみましょう。 

お気軽にお問い合わせください。03-6261-4783TEL 0172-28-2727( 青森営業所 )

お問い合わせ