十分な車間距離をとり、追突事故を防ごう

1.車間距離に関するヒヤリハット体験はありますか?

 「車間距離」が短いと前車と追突してしまう可能性が極めて高くなることは、運転免許をお持ちの方でしたら多くの方が理解していることと思います。しかし、車間距離を原因とする交通事故が相変わらず多いのが実状です。
 車間距離が短くなってしまう原因は、急いでいる、前車へのいらだち、といった自身の感情面から生じている場合もあれば、意識が他のモノに奪われていて結果的に車間距離が短くなってしまった、という二次的な結果の場合もあるでしょう。あるいは、他のドライバーと比較すると、元来「車間距離が短い」という場合もあるかもしれません。
 今回の交通安全コラムでは「車間距離」をテーマとして取り上げるのですが、テーマを進めていく前に、まずは皆さん自身にお尋ねします。皆さんは車間距離を要因とするヒヤリハット体験はありますか?

2.後続車の車間距離に不安・不快を感じたら?

 車間距離は前車と後車が存在していることで発生することになりますが、まずは、あなたがハンドルを握っているとき、ルームミラーに映る後続車の姿から、後続車の車間距離について考えてみましょう。
 「後ろの車、近いなぁ!」―このような場面で不安や不快を感じたとき、あなた自身はどのような運転行動を取っていますか?
 後続車の運転行動を正したくなる気持ちにもなりますが、それを試みたところでトラブルになるリスクもあります。リスクを極力軽減あるいは回避するために、自分にできる安全な運転行動を考えてみましょう。

3.自分自身の車間距離を振り返ってみよう

 次に、前車と自車との車間距離について考えてみましょう。
 車間距離が適正かどうかを判断する別な切り口として、「車間時間」という用語がありますが、自分自身の車間距離あるいは車間時間は他のドライバーと比べて、短いということはないでしょうか? 普段の自分の運転を振り返ってみましょう。

4.十分な車間距離をとり追突事故を防ごう

 

 多くのドライバーは、適切な車間距離の重要性を理解しているはずです。
 しかしながら、自分は「問題ない」と決めつけている節はないでしょうか?
 自身の車間距離の適正度を点検する良い機会とするためにも「車間距離」について、自分ができていること・できていないことについて考えてみましょう。

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